SPAIN滞在も早2日が経過!

睡眠時間がもったいないfugafuga!は、昨日同様深夜2時の起床。

お目当ては、ライトアップされていないサグラダ・ファミリア&すぐ近くにあるサン・パウ病院の夜景撮影である!!

ぐーすか夢の国に、旅立っているコミミを叩き起こしちゃっちゃか身支度開始!


その時、足がピキッ・・・違和感を覚える。


げぇ~っ、まさかの筋肉痛。

それもそのはず、思い返せば日に2万歩以上のテクテク!重たい機材も背負っているのでなおさら・・・。

日本では、どこへ行くにも愛車のKEYを握りしめ、目的地までブゥオ~ン♪笑

おとなしく公共交通機関やタクシーを利用すれば、こんなにも疲れることはないのだろう。

だが、地理を身につけるためと張り切り過ぎていた。涙

おかげでBARCELONAの地図や路線図は、だいたい頭に入り行動しやすくはなったが・・・なんとも情けない話。

いかんせんこのままでは、今日1日のハードスケジュールにとてもじゃないが耐えれそうもない。

まずは、足のケアをすることに・・・。

のんびりマッサージをしているほど、時間に余裕はない。

効率を考え、バスタブにお湯を張り簡易的な足湯をしようとひらめく!

BEER飲みつつ、縁に腰掛けしばしジーッ・・・。数十分後には、そこそこリフレッシュでいい感じ♪

少しばかり出発が遅れた、45分フロントへ!


Hola~!


挨拶すれば、またまた同じ人!

ハバナイスディ~バイバイ~と、にこやかに送り出してくれる♪

ヒンヤリとした空気の中、目的地までは見慣れた道!1度通れば、大体は覚えれるfugafuga!ですからねぇ~。

どんな光景が広がっているか楽しみにしつつ、サクサク進み3時15分、受難のファザード側に到着!


三脚の高さを障害物ギリギリにセット。構図を考えウ~ロウロ♪

カメラの露出を合わせパシャ!パシャ!!撮影開始。

低感度で撮ってこそ、良い絵が残りますから!!


※ちなみに設定は、こ~んな感じで♪「F4・SS4秒・ISO200(最低値)」


しばし撮影に専念していると、先程までなかったキ~キ~という変な音。

等間隔のリズムで聞こえてくるではありませんか!


ん・・・!?


不思議に思い、後ろを振り返れば予想だにしないまさかの光景!!

コミミ・・・ブランコで楽しそうに遊んでいるの巻・・・。

ここまで来てブランコ!?ブランコ・・・。ハァ・・・・。

流石の思考に、呆れてほおっておこうとするが、撮って~とせがまれる始末。

どうでもいいシーン、携帯で数枚撮り終了。


その後、生誕のファザード側へ移動!

こちらには、隣接するガウディ広場があり、池の水面に映る逆さサグラダ・ファミリアが撮影できるのだ!

夜は、11時までライトアップしているそうなのだが、違うVersionも撮りたくて来たのである。


もちろん今夜、再度来ますがね・・・。笑


30分程撮影し、サン・パウ病院へ移動。

行くまでの道のりは、日中ならカフェ・パン屋・お土産屋さんで賑わう通り。

明るいときと随分違うねぇ~と話しつつテクテク。

10分程で到着し、外観の撮影開始!

静寂な雰囲気の中、オレンジ色の淡い光に照らされているオシャレな門!

14万5千㎡の広大な敷地にそびえるモンタネール最大規模の作品は、どこまで塀が続いているのか疑問に思うほどだ。

建物には、彫刻が細部まで施され、ここが病院であることを忘れるほどのアート感。

これぞまさに、世界遺産!

規模・豪華さにも圧倒されつつ、芸術と病院が融合した建築物なのだとしみじみ・・・。

もと来た道を歩いていると、早朝にも関わらず先程まで開いていなかったパン屋さんがOPENしている。

覗いてみると、既に何品も陳列済み。小さいものは、オーブンで焼いているのだろうか。

HOTELで食べる朝食のことも考えれば、ここでの寄り道は微妙。

だが、コミミはパンと聞けば目がない。

欲しいなら1人で行っておいで~!!店前のベンチで待つfugafuga!

小銭入れを握りしめ、お店に吸い込まれていくコミミ!店員さんとしばし会話しているよう。

交渉しているのか、上手く伝わってないのか・・・。

とにかく何も持たずに、ガックリ肩を落として帰ってくる。

珍しく我慢したのか~!!偉いじゃん!!

褒めてみるが、返答は・・・欲しいパン、焼きあがるまでに後1時間もかかるんだって~!!そ~んな内容でした。笑

残念でしたな!!内心、ケラケラ笑っていたのは内緒。

HOTELに帰りつつ、誰もいないサグラダ・ファミリアの前を通過。すると、コミミが2人の写真を撮りたい!

珍しくそんなことを言ってくる。

確かに2人で撮ることなんて、年に1度あるかないかの世界・・・。

折角の海外旅行だしねぇ~。三脚もあるので、タイマー機能で撮影することに。

だが、見事にタイミングがかみ合わない!どっちかが、目をつぶってしまうのである!

10枚以上チャレンジし、なんとか1枚・・・。


時計の針を見れば、6時45分!随分と長居をしてしまっていた。

ここから歩いて帰っていては、7時30分からの朝食にギリ間に合うかどうか。。。

連日、一番乗りで行っているが、少し遅れるだけで良い席がなくなり料理の前は大混雑。

衛生的に考えても、早いにこしたことはないのである。

ケチケチのfugafuga!も、ここは我慢し地下鉄でさっさか帰ることに!

駅は、目の前!とても便利♪

L5路線、 Sagrada Família駅「サグラダ・ファミリア」から2駅のDiagonal駅「ディアゴナル」へ。

そこからL3に乗り換え、1駅Fontana駅「フォンタナ」まで。7時15分には、HOTEL到着~♪

機材を部屋の金庫内にしまい、朝食へ!

一番乗りをGETし、いつもと同じ席に。パンを2枚トースターで焼きつつ、サラダやオムレツなどをお皿によそう。

日によってメニューも入れ替わり、どれも美味!

海外でこれだけ口にあう食事は、初めてかも?そんな話で盛り上がる。

その後、Espressoを飲みつつま~ったり。

地図を広げ、1日の計画をコミミに説明!

行きたいところはあれもこれも言う、計画性ゼロのコミミンなので・・・。

8時50分過ぎ、HOTELを出発!

9時OPENのスーパーへ寄りBEER3本を購入!

T-10でL3路線Diagonal駅から、7駅のPlaza Espana駅「スペイン広場」へと向かう。


到着は、9時40分。初めて降り立つ駅。

近くにあるインフォメーションを見つつ、キョロキョロ。

ぶっちゃけ、わからん!!fugafuga!の切なる心の声・・・。

地図・・・すっごく大まかで分かりずらい案内だからだ。


背後には、早くしてくれんかねぇ~と待つキョトンとしたコミミ。

なんとかせねばと、とにかく感を頼りに進む。しかし、行く先にはデパートしか。。。

ならば、反対方向!行けばドンピシャR5路線の駅。迷路のような気がしてならない・・・。涙


ここから、本日のメインであるMontserrat「モンセラット」方面へ行く電車が出ている。

モンセラットとは、カタルーニャ州バルセロナ近郊にある標高1241mのギザギザな山。

切り立つようにそびえる崖を背後に建立された大聖堂には、様々な伝説がある黒いマリア像が守護聖人として崇め奉られている。

このマリア像が握る天球には、実際に触りお願い事をすることも可能!

祈りを捧げると願い事が叶うとされており、マリア様を信仰する大勢の日々が長蛇の列を作っているそうな!?


とにかく、お願いごとがしたいのコミミ!バルセロナに来たからには、行きたくてたまらないらしい。


アクセスの方法は、2種類!


1つ目は、R5路線のCatalunya鉄道「FGC」+ロープウェイ。

2つ目は、R5路線のCatalunya鉄道「FGC」+登山鉄道である。

ロープウエイの場合、終点1つ手前の「Aeri de Montserrat」 駅で下車。そこから100年の歴史があるレトロチックな黄色いゴンドラでサクッと5分!

登山鉄道の場合は、終点の「Monistrol de Montserrat」で下車、緑色の列車でゆっくり20分ほど登るのだ。

どちらも、コンビネーションチケットがありお得に購入可能。片道・往復の選択も可能だ。

まずは、買う前にどちらにするかを相談!!

コミミは、ロープウェイで360度絶景の景色を見ていきたいと希望。

お金を渡しfugafuga!、出発時間を確認すべく近くの時刻表をガン見。10時36分発が1番ベストだとふむ。

コミミは、販売機近くいた係員になにかを伝え、切符2枚を購入。


さぁ~いくか!!改札を通り4番線に停まっている電車に乗り込む。


定刻で出発し、地下を進んでいく電車。少しばかりぬるくなったBEERを飲みつつ、30分程走ると地表に。

車両には、WCも完備されており安心して飲める環境である。

車窓からは、のどかな田舎の風景。時間にして、1時間ほどでAeri de Montserrat駅到着。

案内板に矢印が書いてあるので、その方向に向かいテクテク!他の観光客も大勢降りてくるので間違いはない。

緩やかな坂を下り、トンネルをくぐるとロープウェイの乗り場が目の前に!

大きなオリーブの樹に驚きつつ、張られたロープに従い先着順で並ぶ。

ロープウェイは、2機のみ。ケーブルも2本。

日本の箱根のように、次々来るわけではないので注意しなければならない。

1度に運べる定員は限られており、計算するとかなりの待ち時間。

最低1時間は、かかるだろうか・・・。涙

会話も徐々に減り、沈黙。ただただ列が進むのを待つ2人。

その時、コミミがあることに気づく。それは、後ろに並んでいる女性2人組の視線。

fugafuga!が、肩からぶら下げていたカメラに興味深々でジーッと見ていたらしいのだ。

その時は、Canon 5D Mark IVにバッテリーパック装着・EF11-24mm F4L USMの組み合わせ。

するとコミミがいきなり、ビックカメラ!!!!指さしながら、そんな発言。


え・・・家電屋かい・・・あっけにとられfugafuga!苦笑い・・・。


これには、外国人の2人も笑いつつ、重そうね~と一言。

アマチュアなの!?プロフェッショナルなの!?そう聞かれ、アマチュアと返答。

画像を見せてと頼まれたので、数枚見せる。

彼女たちも、持参していたカメラで撮影したピカソ美術館を見せてくれ会話が弾む。

どうやらアイスランドから親子で旅行に来ていたらしい。

話し相手がいると、待ち時間は短きもの。

そして、ロープウェイの順番がようやく・・・!

しかしここで、予想だにしないハプニングをコミミが起こす。

Plaza Espana駅で購入したチケットを入場口で見せると、まさかの返答。


これは、登山鉄道のチケットだ!!そう言われたのだ。


はぃ!?よく確認してくれというが、返事は変わらない。


まさかと思い切符を見れば、コミミの大失態・・・。

悲しきかな、1時間半も待ったのに・・・。女性2人組と別れを告げバイバイ。

あぁ・・・コミミに買わせるのではなかったと後悔したのは言うまでもなく。


怒り狂いましたがね・・・。怒!!!


トボトボ駅まで戻り、40分程の待ち時間。

ようやく電車が来たので、それに乗り終点のMonistrol de Montserratへ。

降りた場所から、先頭の方に向かい10分程待つと緑色の電車が入線してくる。

駅員に確認すると、これで行けるとのこと。

安心して乗り込み、先頭の椅子を確保。

数分で発車し、徐々に急な勾配を登っていく列車!

単線なので、途中ですれ違いポイントも♪

車窓からの眺めは絶景!楽しみつつ20分後には目的地に到着。


ホームに降り、エスカレーターで改札口へ向かうと目の前にはどでかい岩山!

まずは、インフォメーションセンターへ行き、英語表記の地図をGET。

地図を見つつ、第一目標である黒いマリア様が奉られている大聖堂へ。

予想はしていたが、もの凄い大行列!とにかく並ばねば入れないよね・・・。

入場時間の制限もあるので、間に合うことを祈りつつなかなか進まない列で耐え忍ぶ。

ようやく順番が!入ってみると、金色に輝く祭壇や大理石の彫刻!荘厳な雰囲気が漂っている。

10分程並び、数段階段あがると修道院中央に到着。そこには、お目当ての黒いマリア様が奉られていた!!

実際に触ることができるのは、マリア様が右手に持っている天球部分。

それ以外は、透明のケースで保護されている。

2列で進んできた行列もここでは1列。1人30秒ほどだろうか。


写真も収めておきたいので、ここはfugafuga!が先に。

コミミに願い事できたの!?聞けば、コクリとうなずいていた。

たまに緊張して目的忘れちゃう子ですから・・・。笑

出るときは、混雑なくすーっと!

色とりどりのロウソクが沢山並ぶ廊下。数分で広場に。
※ロウソクは、その場で購入可能!大きさにもよるが1€~2€程だったかな・・・。

美術館も併設されているのだが、そこはスルー!お土産コーナーのみを見る。
※もし見たい方は・・・10時から17時45分まで(夏季冬季で時間は異なる)入場料は、7€。

欲しい品もなかったので、写真を撮ったり街並みを歩いたりの散策time。

景色の良い場所にベンチを見つけ、ひと休憩♪

帰りの電車は、15時15分発。行きしなに、しっかり確認済。

早めに着いているであろうとふみ、10分前行動。

ホームに降りてみれば、帰りの観光客でごった返していた。


数分で、緑色の登山電車が入線してくる。

どう見ても、これだけの人数が座れるわけがない!!

椅子を確保せねば、絶対キツイ・・・。


辺りを見回すが、日本のように扉が開く場所にラインなんて引いていない。

悪知恵働くfugafuga!、ホームの汚れに着目!感を頼りに、その近くで待つ。

すると、ドンピシャ!

押しに弱いコミミは当てにならんので、fugafuga!が先頭きって2席確保。もちろん展望の良い所♪

席取りゲームを無事終え、後は山を下るだけ。20分弱で、Monistrol de Montserratへ。

行きと同じ、R5路線のホームに移動!41分発の電車で一路Plaza Espana駅「スペイン広場」へ。

20分程走ると、車窓からColònia Güell駅「コロニア・グエル」の文字が目に入る。


ここは、ガウディ最高傑作のCripta de la Colònia Güell「コロニア・グエル教会」がある場所。

当初の計画では、モンセラットと同方向なので帰り際に寄れれば時間を無駄にせず最適であった!

ここで、降りる予定だったのに!!


そう思いつつ、コミミをギロッとガン見!!!


そして、すぐに目をそらすコミミ。。。いったい、どこ見てんだい!!!怒


コミミが登山鉄道とロープウェイのチケット間違え大幅なタイムロス事件を起こさねばなぁ~とチクチク。

しかし、この後の予定もぎっしり。どう考えてもカバーできないので断念。

朝からハプニングだらけの日!1度あることは2度!2度あることは、3度!!

なんとなくだが、まだまだ続く気がするfugafuga!であった。。。


そうこうしているうちに、電車は地下へ。16時44分終点到着。

ここから、バルセロネータ地区のコロンブスの塔へ。

行き方は、Plaza Espana駅からL3路線で3駅のDrassanes駅「ドゥラサーネス」に。

改札を出て階段を上がれば、潮の香が漂っている。

海もチラッと見えるので、方向は迷わない。5分も歩けば、すぐに到着~!

しかし、写真を撮ろうにも逆光!!それでも記念に少しだけパシャリ。


後ろにいるはずのコミミに、次行くよー!!

振り返るが姿はない。

そばを離れないように散々言い聞かせているのに、ドロン♪

煙のごとく、ア・ト・カ・タもなく消えていた・・・。

思い起こせば、ちっさいデジカメを首から下げていたコミミ。

きっと自分も撮りたくて。フラフラ行ってしまったのだろうと推測。

よって、fugafuga!迷子探し。SPAINまできて・・・迷子探し!!!!怒


10分程探せば、絶賛撮影中のコミミ発見!

とにかく、無事であったことに安堵。

お次の目的地である、Palau Güell「パラウ・グエル」へ。


先程のコロンブスの塔から、徒歩10分かからないくらい。

バルセロナの最大の繁華街であるランブラス通りをカタルーニャ駅方面へ歩き、左側の路地に入ればすぐである。

外観は、ガウディの初期の作品(1890年)ということもあり地味目だけれど派手!?そんな印象。


道路幅も狭く、上を眺めていなければ知らずに通り過ぎてしまってもおかしくはない。

特徴は、2つの大きな放物線アーチ型の門に立派なファザード。屋根の上には、カラフルなモチーフが。


中の構造や装飾は、傑作!

後世の作品のエッセンスがギューッと凝縮しているといえる。

ともあれ最初に、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、カサ・バトリョを見てしまった2人。

インパクトが違い過ぎて、うーん・・・。でも、凄いんですよ!!もの凄くね・・・。


海沿いということもあり、少し肌寒くなってきたのでPlaça Reial「レイアール広場」へ。

ランブラス通りを、先程と反対側に行ったところにある広場!

たったの5分で到着~。この広場には、ガウディ初期にデザインしたアバンギャルドな街燈が!

武器をモチーフにしており、不思議な感じ。

カフェやレストランも沢山あり、ゆっくりするにはとっても良い雰囲気♪

この辺りは、もう一度来る計画!後日を楽しみにし、近場の有名なお土産屋さんアルト・エクスデリュールスへ。


探していたのは、グエル公園にあったタイルのドラゴン!見た目は、トカゲですが。笑

バルセロナでのお土産としては、人気の一品!

数日間、色々なところで見てきたが、値段はするものの品質最悪。

中が空洞だったり、タイルの色や質感が出ていなかったりと残念品のオンパレード。

欠けていようが、剥がれていようが平然と売られていますから・・・。

当然、そんなモノを買うわけもなくどうしたものかと思っていた。

だが、このお店は高品質が売り。高級品も多数扱っており、安心してお買い物ができる。

展示品の他に、数点だしていただき好みのものを1つ選ぶことができた。

ちなみに、お値段36€。

下手なところを見るくらいであれば、ここのお土産店で十分。間違いない、一押しのお店といえる!!


お店を出たタイミングで時計を見ると、18時を少しばかり過ぎていた。

購入したばかりのドラゴンをカメラバックにしまい、5分程テクテク。

L4路線のJaume I駅「ジャウマ・プリメ」に。

今夜の夕食は、地元の人に25年以上愛され続けているシーフードレストラン!

XIRINGUITO Escribà「チリンギート・エスクリバー」へ。

沈みゆくサンセットを眺めながら、SPAIN名物のパエリアを食べようと思っていた!


HOTELとは、逆方向の地下鉄に乗り2駅。

Ciutadella Villa Olímpica駅「シウタデリャ・ビリャ・オリンピカ」で下車。

ボートが沢山浮かぶL字型の港、浜辺ではビーチバレーをしている。

BEER飲みつつ歩きたいが、近場にスーパーはない。


地図を頼りに、オリンピック港を右に眺めつつテクテク♪

下調べした際には、駅から徒歩15分と書いてあったのに一向にないお店。

港沿いの一本道、いくらなんでも間違いようがない・・・。日も徐々に落ち、街燈灯る浜辺。

不安になり、少し戻るがやはりなく。涙

ここまで来てあきらめたくないfugafuga!、意地になり更に先に進むことに!!

やっと青い帽子の看板が目に入ったのは、18時55分。


パエリアの存在が、どれだけ遠くに感じたか・・・。

少し待ち、案内されて着席!この時点で、19時02分。サンセット、沈んじゃいましたよ・・・。

要した時間は、40分弱。

仮にお店の場所を知ってたとして、まっすぐ歩いても最低25分はかかるはず!絶対!!!

なんともあてにならない情報に、ブチっと血管が何本も切れつつメニューを開くfugafuga!。

まずは、飲み物!サングリアの白&BEERを注文。


メインディッシュは、以下の2品!


①Paella Valenciana「パエーリャ・バレンシアーナ」
※サフラン入りのスープでお米を炊いたスペインを代表をする米料理。
種類は様々、地方ごとに組み合わせが変わり個性的!野菜・肉・魚介類が使われ、食べる直前に、全体にレモンを絞りかけて頂きます♪
ちなみに、パエリアとはフライパンという意味ですよっ!


②Buñuelos de bacalao「ブニュエロス・デ・バカラオ」
※すり身にした鱈を団子にして揚げた、カタルーニャ地方の料理。


目の前の厨房では、オーダーが入ってからパエリアを調理!職人さんが常に出来立てを提供してくれるのだ!

そんな光景を見つつ、最初にテーブルにきたのはブニュエロス・デ・バカラオ。

1人前を頼んだのだが、大量。美味しいのだが、とてもお腹にたまる一品・・・。

しばらく待つと、藁で丸く編んだパエリア敷がテーブルに。


かなり大きく、驚く2人!待つこと数分、さらに大きなフライパンがその上に!!

楽しんでね!!そう言われ、慣れた手つきで蓋を開ける店員さん。

いい香りと共に湯気がモワッ♪

木のスプーンでアツアツをフーフーしながら食べるパエリアはとっても美味でした。

お腹いっぱい!チェックを済まし、お店を出たのは20時25分。

丁度、サグラダ・ファミリアのライトアップが始まっているので立ち寄ることに。

タクシーでサクッと行こうと思うが、コミミンが徒歩で行こうというのでテクテク。

30分程歩くと、後ろからギブアップの声!タクシーで行く・・・もうダメ。。。


え・・・折角ここまで歩いたのに、何を言っているわけ!?


ハテナだらけのfugafuga!

それでも、タクシーに乗ると言ってきかないコミミ。なんとまぁ、自分勝手だこと・・・。


そして、予想だにしない行動を目の当たりにする!!!


勝手にタクシーを止め、自分だけ行ってしまうというカオス事件。

この時、すべての€を持っていたコミミ。fugafuga!お口あんぐり、文無しで途方に暮れる。

とにかくボッチで歩くしかない・・・。

登坂を1人でトボトボ、機材8kgを背負って。。。


40分かけ、なんとか着いたガウディ広場。

人も少なく、静けさが漂っている。

水面には、サグラダ・ファミリアがライトアップされとっても美しい光景。

だが、歩き過ぎてフラフラのfugafuga!・・・。

それでも、目的を果たさなければと三脚をセット。

EF24-70mm F2.8L II USMを付けていたのだが、逆さサグラダ・ファミリアを写すにはどう移動しても画角的にムリ。

仕方ないので、広角レンズに変え再度チャレンジ!


今度は、バッチリ♪


数枚撮影し、帰ろうとしたところでコミミがこちらへ歩いてくる。

激オコ丸のfugafuga!は、そうゆう勝手な行動するならもうしらん!!怒り心頭。


そこに、漬け込んできたのがスリ2人組(40~50代)。

背後からカバンにケチャップをかけ、鳥の糞が上から降ってきたのだと言い張るおバカぶり。

ついている場所、真横ですけど・・・。重力完全無視。


嗅いでみれば、某メーカのケチャップ。


SPAINの鳥の糞の香りは、そんなに美味しそうなんかい??


それも、一生懸命に鳥の糞だと何度も何度も。。。

あぁ・・・これが有名な手口ね~。

適当にあしらい、コミミを連れ、近くのベンチに。


スリ犯は、一度諦めどこかへと。。。


機材を片手で持ったまま、一度カバンを降ろし、コミミの腕にギュッ紐を回す。。。

そういう時に、スられたりしますから。


機材をカバンにしまい、三脚も紐でカバンにぐるぐる巻き。

カギも掛け、これで機材の心配はない。

大切にしている革ジャンをチェックすると、少しばかりケチャップが!怒


もし見つけたら、言いたいこと沢山!!


堪えつつティッシュで軽くふき取り、ふとコミミの背中に目をやればをこちらも案の定。

さっさと、タクシーで帰ろうとするが、そこに先程のスリが1人戻ってくる。

あそこに手を洗う場所がある!一緒に行こう!!そーんな、お誘い。


暗い公園で、2人をバラバラにしようとする作戦か!!

なんて、いい度胸かしら!?

水栓の場所なんて、何度もきているので場所は知っている。

機材入りのかばんを背負い、コミミに、サグラダ・ファミリア前にいるセキュリティカーの真横に行くように指示。

着いた事を確認し、仲良くスリさんと、おててを洗いに水道へ。

タクシーで帰るのことは決定も、車好きのfugafuga!

ケチャップを落としきらない手で、タクシーのドアノブ触るのはNG行為。

石鹸はないので、入念にゴシゴシ♪


その間、かばんを持ってやる!上着も持っててやるから!!しつこい。


あしらうと、反対側の耳にさしたイヤホンでハンズフリー。

あっち側へ女が言ったと話している。

英語が分からんと思っているのだろうか・・・!?


fugafuga!から、機材&上着は断念も、コミミから、リュックを奪う魂胆だろう。


数分後、匂いはするがベトベトはとれドアノブは握れる状態。


だが、コミミの件で絶賛ブチギレ中のfugafuga!。ケチャップごときのハプニングで、怒りが収まる訳もなく。


そんな事を知らない可哀そうなスリさん。。。


ついにブチギレ大声で胸倉つかみ、お前はなにをしたいんだよ!!What fuc・・・ゴニョゴニョ・・・。

小さい頃から帰国子女の母に、色々と教わっているので(※けんか腰の汚いお言葉も)暴言のオンパレード。


これには、近くにいた観光客もガン見。マンションから顔を出す人も。

スリは、小走りで逃げて行く。

追いかけてフルボッ・・・にしようと思うが、やり過ぎれば帰国できない恐れ・・・。

コミミも気になるので、グッとこらえ深呼吸!おとなしく戻ることに。


タクシーもすぐつかまり、ピューッとHOTELへ♪

ガラガラの道!10分程での到着。

荷物は汚されたが、ストレス発散できスッキリのfugafuga!。

BEER飲みつつ、お風呂場でケチャップ落とし~。

リュックは、温いシャワーをかければすぐに。

革ジャンは、お湯に浸したタオルを強めに絞り、ふき取ればこちらもOK。

出発前に、キッチリ防水スプレーを散布していたので汚れ1つなくビューティ~♪

手入れは入念にしとくものだなぁ~、しみじみ思う。


ついでに、コミミのジャケットもボディーソープでゴシゴシ!

綺麗に落ち、ハンガーに干せば完成~。

さすがにクタクタなので、シャワーを浴びてベットでゴロン。

携帯の万歩計をおもむろに見れば、なんと19kmも歩いていた。

横になりつつ、1日で撮りためた画像のチェック!

そこそこいいじゃん~♪

満足しつつBEERが進むが、コミミはブルー。


海外、怖い!!しばらく、グチグチ言っていた。


そんな驚くことでもないのだがね。バタリZzzz。。。



~本日のお写真~



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